ニューヨークで先週開催された「ライダーカップ」では、地元ファンの行き過ぎた言動が問題となった。ユーロチームの選手がアドレスに入ってからもヤジはおさまらず、選手は目の前のボールに集中することが非常にむずかしい状況だった。
ファンの行動は出場している選手にとどまらず、選手とともにコースをまわり応援している選手の家族にも及んだ。ローリー マキロイの奥さんが、心ないファンからドリンクを浴びせかられたことは、9月30日のブログで触れた。
この出来事に関して、「ライダーカップ」のアメリカ側の主催者であるPGAアメリカ(PGA of America)のCEO、デリック スプラグ氏は、マキロイ夫妻に謝罪のメールを送付したことを明らかにした。
内容は、我々は今回のファンの行動に大変失望した。このような行為は決して許されるものではない。ゴルフというゲームのためにも決していいことではないし、ライダーカップにとっても、プロのアスリートにとってもいいことではない。我々は今後改善していくというもので、エリカ夫人への気遣いも示した。
ライダーカップは2年後にアイルランドで開催され、4年後にはまたアメリカに戻ってくる。2年後の大会でユーロファンの行動はどうなのか、4年後の大会でアメリカのファンの行動に改善がみられるのか、見守りたい。
