アジア パシフィック アマチュア選手権

本日23日より、アラブ首長国連邦のドバイで「アジア パシフィックアマチュア選手権」が開催される。マスターズ委員会とR&Aが中心となって、アジアパシフィック地区のアマチュア選手に挑戦の場を提供しようと2009年から始まり、今年の大会が16回目(2020年はコロナのため中止)となる。

大会優勝者は翌年の「マスターズ」に招待され、「全英オープン」の出場権が与えられることになっているので、プロを目指しいつかはメジャー大会に出場できる選手になりたいと思っているアマチュア選手にとっては夢のようなごほうびである。

過去のこの大会で日本人選手はしっかりと足跡を残している。2010年、11年の大会では松山英樹が2連覇を果たしている。2回優勝した選手はひとりいるが連覇したのは松山だけである。

他に金谷拓実が2018年の大会で優勝し、2021年の大会では中島啓太が栄冠を手にしている。

松山と金谷は現在世界のトッププロが集う米PGAツアーでプレーしており、中島も来年は米ツアーでプレーすることがほぼ確実である。3人ともアジアパシフィックアマチュアのタイトルをステップとして、世界の舞台へ向けてはばたいていった。

ことしの大会には日本から7名の選手が出場する。松山、金谷、中島に続く選手が出てくることを期待したい。