アメリカの新聞USAトゥデイーが運営するゴルフサイト「ゴルフウィーク」が、2025年のシーズン終了時点でまとめた男子ゴルフ選手の生涯獲得賞金ランキングを発表した。この金額にはスポンサー契約料などは含まず、純粋にトーナメントに出場し稼いだ賞金を集計したものである。
1位は言わずとしれたタイガー ウッズで、$120,999,166. 2位の選手もだれもが容易に想像がつくローリー マキロイで、$107,981,766.
3位以下の選手をリストアップすると以下のようになる。
3位 スコッティー シェフラー $99,453,136.
4位 フィル ミケルソン $96,727,968.
5位 ダスティン ジョンソン $75,695,066.
6位 ジャスティン ローズ $73,736,017.
7位 ジム フューリック $71,507,269.
8位 ビジェー シン $71,281,216.
9位 ジャスティン トマス $70,601,520.
10位 アダム スコット $69,759,328.
11位 ジョーダン スピース $65,901,630.
12位 ジェイソン デイ $64,871,738.
13位 エグザンダー シャフレ $62,135,509.
そして、なんと14位には松山英樹が入って、$62,072,317.
以下15位 マット クーチャー、16位 パトリック キャントレー、17位 キーガン ブラッドリー、18位 セルジオ ガルシアと続く。
松山は2014年から米ツアーでプレーをスタートし、1度もツアーカードを失うことなく今日まで12シーズンを戦った。ツアー通算11勝をあげ、2021年には悲願の「マスターズ」優勝を果たし、メジャータイトルを手に入れた。歴代獲得賞金ランキングでトップ20位のなかに入ったということは、本当にすごいことである。
松山は現在33歳なので、まだまだ米ツアーでの活躍が期待されるが、試合中もインタビューにおいてもまったく英語を話さない、というか話そうとしない。米国に、そして米PGAツアーに受け入れてもらうためには、やはり英語を理解し英語でコミュニケーションをはかろうとする前向きな態度がどうしても必要だろう。
日本人選手として、米ツアーでのさらなる活躍を期待するうえで少々気がかりな点である。
