2026年米ツアーの展望

2026年の幕があけた。今シーズンの米PGAツアーは、1月15日からハワイで始まる「ソニーオープン」からスタートする。例年はその1週前の「セントリートーナメント」で始まるが、ハワイがひどい干ばつに見舞われて、舞台となるカパルアコースの芝が甚大な被害をうけたため、今年の開催が中止となった。

「ハワイアンオープン」で始まることしのシーズンがどんな展開になるか、大胆に予想してみたい。とは言うものの、おおかたのゴルフファンの関心はほとんど一致し、現在世界ランキング1位のスコッティー シェフラー(29歳)が、今シーズンどんなプレーをするのかということだろう。

最近はシェフラーがなにか好成績をおさめたとき、その記録はタイガーウッズの記録に次ぐものであるという表現がメディアに頻繁に登場するようになった。シェフラーの上をいくのはもうタイガーウッズしかいないという状況が多く生まれている。

直近の例としては、シェフラーは1年の最後に発表される世界ランキングで、昨年3年連続して1位となった。これはタイガーウッズが達成した1998年から6年連続記録に次ぐものであるといったぐあいだ。

シェフラーは昨シーズン、手を負傷したためスタートが遅れたが挽回し、「全米プロ選手権」、「全英オープン」のメジャーふたつを含む6勝をあげた。その前のシーズンは「マスターズ」を含めて7勝している。

なので、この流れでシェフラーは今シーズン何勝するのか?そして、そのなかにメジャー優勝がいくつ含まれるのか。どれだけ強さを見せつけるのかが焦点となりそうだ。

シェフラーの圧倒的強さに対抗できる選手としては、昨年「マスターズ」を制してキャリア グランドスラムを達成し、現在世界ランキング2位のローリー マキロイ。そして、昨年フェデックスカップ チャンピオンとなり、現在世界ランキング3位のトミー フリートウッドらがいる。

実は、タイガーウッズにはメジャー大会に関してこんな大記録がある。2000年の「全米オープン」から2001年の「マスターズ」まで4大会連続メジャー優勝という偉業である。

今年6月に30歳になるシェフラーは、大きな怪我に見舞われなければ今後10年はトップ選手としてプレーすることが可能だ。3大会連続、あるいは4大会連続でメジャー優勝を成し遂げることも、現在の彼の実力からして決して無理なことではないかもしれない。

今シーズンのシェフラーに注目していきたい。