今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)は、インドでナショナルオープン「インディアンオープン」が開催されて、予選2日の試合が終わった。
中島啓太が調子いい。といっても初日は2オーバーと少々出遅れたが、2日目に9バーディー、3ボギーの66のスコアで一気に首位タイの位置まであがってきた。
中島は昨年のこの大会でDPワールドツアー初優勝を飾っており、相性といい大会と言える。そして、先週のDPワールドツアーの大会「シンガポールクラシック」で2位に入っており、調子もよさそうだ。
残り2日間のプレーに期待したい。もし優勝すれば、彼の目標である来季の米PGAのツアーカード獲得に大きく近づくことになる。
海外で活躍する日本人選手のなかには、通訳を通してしかインタビューに応じない選手や、ブロークンすぎる英語を話し、何を言っているのかよくわからない選手がいるが、2日目の試合後にインタビューを受けた中島の英語はすばらしい。
落ち着いて、はっきりとした英語を話す。彼のようにメディアに対する受け答えができれば、間違いなくDPワールドツアーに受け入れてもらえるし、メディアにも取り上げてもらいやすくなる。
土日の中島のプレーに注目だ。