今週のDPワールトツアー(旧欧州ツアー)は、インドに移動して「インド選手権」が始まった。
「インド選手権」は初めておこなわれる大会で、インドでは「インドオープン」が毎年開催されており、DPワールドツアーの大会としては2つ目のトーナメントとなる。初めての大会ということで、早くからDPワールドツアーを牽引し、人気ナンバーワンのローリー マキロイの出場が発表されていた。
初日のラウンドが終了し、マキロイは首位と5打差の17位タイとまずまずの出だし。2日め以降徐々に順位を上げてきそうである。
初日首位に立ったのはマキロイの親友シェーン ロウリーで、8アンダーノーボギーの64と絶好のスタートを切った。そして1打差の2位には中島啓太が入った。
中島は今年DPワールドツアーを活動の舞台としているが、先週日本で開催された「ベイカレントクラシック」に出場したが、成績は40位タイと上位に顔を出すことはできなかった。
中島はDPワールドツアーの年間ポイントランキングで現在21位の位置にいる。シーズン終了時に、すでに資格を持っている選手を除いて上位10位以内に入れば、来シーズン米ツアーでプレーする資格を与えられる。
もし、今の順位でこの大会を終えることができれば、ランキングが11位となって資格獲得圏内となる。中島は昨年の「インドオープン」で、DPワールドツアー初優勝を飾っており、相性のいい国なのかもしれない。中島の残り3日間のプレーに注目したい。
