第4のメジャー大会と称される米ツアー「プレーヤーズ選手権」は、72ホールを終了して12アンダーで並んだローリー マキロイとJ.J.スポーン(J.J.Spaun, どんな選手か興味のある方は英語名で画像検索を)のプレーオフとなり、現地時間の月曜日におこなわれることになった。
J.J.スポーン(34歳)は、米ツアー1勝の実績があり現在世界ランキング57位の選手だ。しかし、1月の「ソニーオープン」で3位タイ、2週前の大会「コグニザントクラシック」で2位に入っているので、上り調子だ。
マキロイは、今年の2月の「ペブルビーチプロアマ」で優勝し、米ツアー27勝目をあげた。現在世界ランキング2位の位置にいる。
プレーヤーズ選手権のプレーオフフォーマットは、通常の大会でおこなわれるサドンデスプレーオフではなく、3ホールをプレーしてストローク数の少ない選手を勝者とする。この大会では16番、名物ホールの17番(パー3)、そして18番の3ホールを使っておこなわれる。
選手は3ホールをプレーするので、サドンデスの場合よりも運によって勝負がきまる確率が低くなり、実力がある選手が優勝する確率が高くなる。
この3ホールで勝負が決まらなかった場合は、サドンデスプレーオフの形式に変更され17番、18番の順にプレーしていく。
プレーヤーズ選手権の最終日は午後から悪天候が予想されていたので、通常はツーサムでプレーするところをスリーサムとして、1番と10番から選手はスタートしていったが、午後に入ってから天気予報どおり天候が荒れて、4時間あまり中断を余儀なくされた。
そのため、日没までに3ホールのプレーオフをするための十分な明るさが残されておらず、マンデーフィニッシュの決定が下された。あす日本で夜が明けるまで(火曜の朝)には勝敗は決している。