ライダーカップに備えて

先週の米PGAツアーでは「プロコア選手権」が、DPワールドツアーでは「PGA選手権」が開催された。この2つの大会で、今月26日からアメリカ ニューヨーク州で開催される「ライダーカップ」に出場する選手に対しては、顔合わせと大会に向けた最終調整の意味で両チームのキャプテンから出場要請がかかった。

DPワールドツアーのほうは11月までシーズンが続き試合が組まれているが、米PGAツアーのほうは8月21~24日にツアー最終戦「ツアー選手権」がおこなわれシーズンは終了している。その後の試合は来シーズンに向けて少しでもいいランキング順位を獲得したい選手が出場し、トップ選手のほとんどは出場しない。

2年前ローマで開催された「ライダーカップ」でユーロチームに敗れたアメリカチームのジョーダン スピースが、試合後に敗因をメディアに質問されて、米ツアーでは「ツアー選手権」が終了して、ライダーカップまでに長い期間があり、試合感覚を維持することが難しかったと述べた。

そのコメントがきっかけとなり、今回アメリカチームのキャプテン キーガン ブラッドリーは、シーズンオフの試合ではあったが「プロコア選手権」に出場メンバーに動員をかけた。

「プロコア選手権」で、10位以内に入ってアメリカチームのメンバーは以下のとおり

スコッティーシェフラー 優勝

ベングリフィン 2位

J.J.スポーン 6位

キャメロンヤング 9位タイ

世界ランキング1位のシェフラーは盤石の強さをみせている。

PGA選手権で、10位以内に入ったユーロチームのメンバーは

マットフィッツ パトリック 5位タイ

テリル ハットン 5位タイ

ビクター ホブランド 5位タイ

LIVゴルフから監督推薦で招集されたジョンラウムは13位タイだった。