マスターズの組み合わせがきまる

いよいよ、今週シーズン最初のメジャー「マスターズ」が開幕する。すでに組み合わせが発表になった。注目の組み合わせを見てみると

スコッティー シェフラー、ジャスティン トマス、ホゼ バレスター

世界ランキング1位で、昨年のマスターズチャンピオンのシェフラーは、アマチュアのバレスターとラウンドする。バレスターはスペイン出身のアマチュア選手で、アリゾナ ステート大学の学生だ。彼は昨年の「全米アマ」のタイトルを獲得していて、例年前年度のマスターズチャンピオンと予選を一緒にラウンドすることになっている。

ローリー マキロイ、ラドビグ オゥバーグ、アクシェー バーティア

世界ランキング2位で、今季すでに2勝をあげ好調なマキロイは、目下赤丸上昇中のオゥバーグとバーティアの2人とのラウンドとなった。オゥバーグは昨年マスターズで最終日優勝争いを演じて2位に入り、今シーズンは大きな大会「ジェネシス招待」で優勝した。バーティアのほうは今季トップ10入りが3回、そのうち「プレーヤーズ選手権」では3位タイになり、ブレークスルーの予感を感じさせる選手だ。彼はレフティーで、これまでレフティーで「マスターズ」を制した選手は、フィル ミケルソン、マイク ウィア、ババ ワトソンと意外に多く、ひょっとするかもしれない。

アダム スコット、エグザンダー シャフレ、ビクター ホブランド

世界ランキング3位で、昨年「全米プロ選手権」と「全英オープン」の2つのメジャータイトルを獲得したシャフレは、ホブランドとスコットとのラウンドだ。シャフレはシーズン早々に怪我で戦線離脱を余儀なくされていたが、先週の「バルスパー選手権」では12位タイに入った。これを怪我からの回復がメジャーを制するレベルに到達していると言えるのか否か?本人のみぞ知ることかもしれない。

松山英樹、ブライソン ディシャンブー、シェーン ロウリィ

松山とロウリィはメジャータイトルがひとつずつ、ディシャンブーは昨年の「全米オープン」を含め2つ保有している豪華な顔ぶれだ。ロウリィは今季2位を含むトップ10入りが3回と好調で、目下世界ランキングは13位である。2019年の「全英オープン」以来となる2つめのメジャータイトルに手が届くか?

ジョン ラウム、ウィンダム クラーク、トミー フリートウッド

2年前のマスターズチャンピオンで、LIVに移籍しているラウム。メディアで取り上げられることが少なくなった。今シーズン優勝こそしていないが、5試合すべてでトップ10入りをしており、2枚目のグリーンジャケットに手が届くのだろうか?