2022年に「全米女子アマ」のタイトルを服部道子以来37年ぶりにとった馬場咲希(19歳)が、今シーズン米LPGAの下部ツアーである「エプソンツアー」に挑戦することは以前にこのブログで書いた。
https://worldgolfinformation.com/2024/02/28
超大型スポンサー、サントリーのバックアップを受け、じっくりと腰をすえてエプソンツアーでプレーしている。今週の大会では19位タイに入った。
これまで3試合に出場し、14位タイ、予選落ち、16位タイの成績を残している。エプソンツアーでランキングポイントをしっかり稼いで、來シーズンはランキング上位者として昇格し、米LPGAでプレーする姿を見せてほしい。
馬場が登場してから、どうしても比較されてしまうのが2021年に「オーガスタナショナル女子アマ」のタイトルを高校生で獲得した梶谷翼だ。この大会は、オーガスタナショナルゴルフクラブが女性アマチュアのために2019年に創設した大会で、優勝者のうちふたりはすでにLPGAツアーで優勝を経験し、初回大会を優勝したジェニファー カプチォはメジャータイトルも手にした。
梶谷は「オーガスタナショナル女子アマ」のタイトルを獲ったのち、いろいろと紆余曲折があったのかもしれないが、現在はSNSで自分の不満を吐くだけの存在に成り下がっている。彼女の才能に対して、周囲にしっかりと助言指導できる指導者、コーチがいなかったのだろうと推測される。
馬場には、175センチの長身を生かしてどんどん成長し活躍して、将来「さすが、全米女子アマのタイトルをとっただけのことはあるよね。」といわれるような選手となってほしいと切に願う。