メジャー大会「マスターズ」の舞台であるオーガスタ ナショナルGCが、ハリケーン-ヘリーンの被害を受けたようだという一報は、9月29日のブログに書いた。
https://worldgolfinformation.com/2024/09/29
しかし、オーガスタナショナルGCのフレッド リドリー会長は、予定通り4月の第2週に「マスターズ」を開催すると述べた。またこの台風によって、ジョン デイリーは家が倒壊し、家財道具もすべて失った。
https://worldgolfinformation.com/2024/10/04
今回、オーガスタGCの被害状況を上空からドローンで撮影した写真がメディアに公開された。(以下のサイトに飛んで写真をご覧ください)
猛烈な強風のために、コース全体にわたって無数の大きな松の木が根こそぎ倒されている。マスターズ開催までに、本当にすべての木を植え直すことができるのだろうか、と考えてしまうほどだ。
オーガスタ ナショナルGCは、自分のところのコースが大きな被害を被っているにもかかわらず、近隣のコミュニティーを台風の被害から救済するために設立されたファンドに対して、500万ドル(7億5000万円、1ドル150円換算)を寄付すると発表した。
オーガスタナショナルGCは、歴史と伝統がある「マスターズ」を開催するだけの存在ではなく、地域への感謝・貢献をけっして忘れない。だからこそ地域の人々に敬意の念をもって受け入れられるのだろう。