全米プロ選手権出場者

来週15日から始まる今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」に出場する選手がほぼ固まった。ほとんど無名の選手ながら、2年前のこの大会で大旋風をまきおこしたマイケル ブロックについては先日のブログに記した。

https://worldgolfinformation.com/2025/05/03

今回の「全米プロ選手権」には意外と多くの日本人選手が出場する予定となっている。米PGAツアーで活躍する松山英樹、久常涼はもとより、金谷拓実、中島啓太も出場する。星野陸也、大西魁斗は出場しない。

金谷は今季から米PGAツアーに挑戦しているが、なかなか結果を残せずにいた。しかし先週の「CJカップバイロンネルソン」で5位タイに入り、自己ベストの成績をおさめた。金谷が今回出場資格を得たのは、4月28日時点で国際連盟ランキング3位以内に入っていたというものである。

今季はDPワールドツアー(旧欧州ツアー)でプレーする中島啓太が出場可能となったのは、DPワールドツアーがアジア地区開催の大会の成績をランキング化したなかで2位になったためである。

特別招待を受けた選手のなかに、ダスティン ジョンソンの名前がある。米PGAツアーでメジャー2勝を含め24勝をあげた後にLIVゴルフに移籍した。ジョンソンは2020年の「マスターズ」に勝ったので、その後5年間はメジャー大会に出場する資格を有していたが、それも今年失ってしまった。彼はまだ40歳で、体力的には充分に優勝を狙える年齢だ。主催者の粋なはからいに応えることができか、注目である。