現在日本は3日の朝をむかえているが、アメリカはまだ2日の午後の時間帯にあたり、アメリカの9か所とカナダの合計10会場で、6月12日から始まる「全米オープン」の最終予選会が繰り広げられている。
1日に36ホールをラウンドし、上位成績者に「全米オープン」への出場権が与えられる。米ツアーの大会では、天候によって日程が大幅にずれて1日に36近くのホール数をこなす選手がでることはたまにあるが、公式に36ホールをプレーしなければならないこの最終予選会は、ゴルフで一番長い日(Golf’s Longest Day)と呼ばれる。日本で開催された予選会については5月20日のブログに記した。
https://worldgolfinformation.com/2025/05/20
アメリカ・カナダでおこなわれている予選会に挑んでいる日本人選手は、金谷拓実、久常涼、平田憲聖の3人である。
ノースキャロライナ州の大会に出場している平田は、残り9ホールを残し17位タイの位置にいる。この会場では上位7名が本選に出場できる。
カナダのオンタリオで開催されている大会に挑戦した金谷拓実はすでにホールアウトしており、現在7位タイで当選確実の位置にいる。同じくこの大会に出ている久常涼は32ホールを終えて17位タイ。出場権獲得ラインまで4打足らない非常に厳しい状況である。(日本時間3日午前7時30分)