米PGAツアーのプレーオフ第2戦「BMW選手権」は、最終日首位から4打差でスタートしたスコッティー シェフラーが、首位を走るスコットランドのロバート マッキンタイアー(29歳)をかわして、今季5勝目をあげた。
マッキンタイアーは、大きな大会の最終日を首位でスタートする重圧のせいか、あるいは一緒にまわる世界ランキング1位のシェフラーへの恐怖心からか、おそらくその両方を感じたのだろう。出だし1番、2番ホールを連続ボギーとして、5番でもボギーを叩いてしまい、とうとう7番ホールではシェフラーに首位の座を奪われてしまった。
その後はマッキンタイアーが1打差でシェフラーを追う展開が続いていたが、17番(パー3、222ヤード)でシェフラーは、ティーショットを左奥のラフにはずしてしまう。しかし、そこから距離と落差のあるチップショットをカップにねじ込んで、2打差に引き離し、ここで事実上勝負が決することになってしまう。
最終日3オーバーとスコアをくずしてシェフラーの前に涙を飲んだマッキンタイアーだが、米PGAツアーではこれまで何度も見事なまでのリベンジを見せてくれる選手たちの姿があった。
https://worldgolfinformation.com/2025/08/11
この負けをいつかどこかで帳消しにしてくれるマッキンタイアーの姿を楽しみに待っていたい。