コリン モリカワ

昨日のブログのなかで、アメリカのコリン モリカワ(28歳)について、最終日優勝争いのなかにいながらスコアをのばせきれない(勝ち切れない)試合が最近続いていると書いたが、そのことをゴルフウェブサイトのGolfweekがデータで示しているので、ここで紹介する。

「モリカワは昨シーズンから9回トップ5以内の成績を残しながら優勝がない。9回は現在ツアーでプレーする選手のなかでは最多となる。また2023年の「ZOZO選手権」で最後に優勝してから4回目の2位である。」

「モリカワの昨シーズン最終日の平均スコアは70.42で、これはツアー選手中127位の成績であり、最終日スコアの平均は初日のラウンドのそれより2打も多い。」

今回の「アーノルドパーマー招待」も最終日を首位からスタートしたのだから、それまで3日間プレーして実力的には他のどの選手よりも優れているということである。

しかし、最終日とくにバックナインに入ってからバーディーがとれない、スコアをのばすことができない試合展開が続くということは、原因はかなりの部分メンタルにあると言っていいのだろう。

コースを攻める気持ちが他の選手より弱いのか? 勝ちたいとはやる気持ちをうまく自分でコントロールできていなのか? プレッシャーがかかってショット、パットの精度が自分の想定以上に落ちてしまうのか?

コリンモリカワの苦悩はまだしばらく続きそうだ。