米PGAツアー「アーノルドパーマー招待」が終了した。優勝したのはアメリカのラッセルヘンリー(35歳)だった。どんな選手か興味がある方はRussel Henleyで画像検索を。
ヘンリーは米ツアー通算5勝目をあげた。この大会には世界ランキング14位で入ってきて、優勝によって7位まで順位をあげ、自己最高順位を記録した。
前回の優勝は2022年11月なので2年4か月ぶりの優勝となる。試合後のインタビューのなかで、しばらく勝てなかったことを記者から問われ、米PGAツアーで1勝をあげることは非常にむずかしいことだと答えている。
世界ランキングでトップ20位以内にいる選手にとってでさえ、米PGAツアーで1勝することは非常に困難なことで、今回は格上げ大会(signature event)だったので世界のトッププロが勢ぞろいしているなかでの勝利なので、優勝の意義は一層大きい。
最終日を首位からスタートしたコリン モリカワ(28歳)は、イーブンパーの72とスコアを伸ばすことができず、2アンダーでまわったヘンリーに一打差で敗れてしまった。モリカワは、最終日優勝争いのなかにいながらスコアをのばせきれない試合が最近続いている。
当ブログで優勝を予想したスコッティー シェフラー(28歳)は、首位と7打差の11位タイに終わってしまった。今シーズンは怪我でスタートが遅れ、これまでに4試合出場して、9位タイ、25位タイ、3位タイ、11位タイの成績だ。グリーンをねらうアプローチショットの正確性、パットの調子が昨年までの彼のレベルにまだ達していない。
米PGAツアーは今週、第5のメジャーとも称される「プレーヤーズ選手権」が開催される。シェフラーはこの大会も昨年優勝しているので、「アーノルドパーマー招待」と同様にディフェンディングチャンピオンとして臨む。そろそろ調子をとり戻して、4月のマスターズもディフェンディングチャンピオンとして連覇を期待したい。